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鳥取県の昆虫に関するの文献まとめ(アリ類)

執筆者の写真: バエバエ

◯はじめに

鳥取県はまだ鳥取県産昆虫目録が作成されていません。県内の同好者すら県内の昆虫の記録を調べるのに苦労する状況のため、県外の同好者にとっては尚更です。そこで筆者が認識している鳥取県の昆虫記録を分類群ごとに紹介します。全て書くときりがないので鳥取県初記録の報告を中心に紹介します。抜けがあればこっそり教えてください...。


◯アリ類

佐藤隆士 ・鶴崎展巨 ・濱口京子 ・木野村恭一 (2010)鳥取県のアリ類.鳥取県立博物館報,47:27-44.

鳥取県のアリについてまとまった文献です。

ツノアカヤマアリは道後山(広島県)の記録が誤って鳥取県の記録となっていたようです。



矢野宗幹(1926)サムライアリの産地.昆蟲,1(2)134.

鳥取県のサムライアリの記録。

鳥取県のアリ類未収録文献。古い文献ですが、執筆者は本種の記載者なので非常に信頼できる記録です。採集者の箕浦忠愛氏は鳥取におけるキマダラルリツバメの発見者として有名。採集地は実家からして久松山山麓の気がする...いかにもいそうな環境。



一澤圭・亀山剛(2016)特定外来生物アルゼンチンアリの鳥取県内での初記録.山陰自然史研究,12:20-21.

鳥取県初記録のアルゼンチンアリ。前日、神戸市内に停まっていた車を鳥取県米子市で整備中に少数のワーカーが発見された。



大生唯統(2021)鳥取県初記録のハヤシナガアリ.すかしば,68: 87.

鳥取市の低山地からハヤシナガアリを鳥取県初記録。





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