ハマニガナ
鳥取砂丘にて撮影。本種は砂丘内の至る所で見ることができる。
不毛な地と思われがちな砂丘だが実は降水量はかなり多い。砂漠と砂丘の明確な違いはここである。
だが、生育できる植物は少ない。それは強い風により常に砂が動いているからである。写真のハマニガナも葉が砂に埋もれてしまっている。
と、書いておきながら現在砂丘内では景観を守るために除草作業が行われている。砂防ダムの建設により山からの砂の供給が減ったためである。つまるところ、人間が変えてしまったものは人間が責任を持たなければならないのである。