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2018年度に投稿した報文・短報⑤-1

執筆者の写真: バエバエ

今回は山陰むしの会会誌「すかしば 」への投稿分です。文が長くなってしまったので2部構成になりました。 別刷が欲しい方はお手数ですが、本ホームページの「お問い合わせ」、もしくはTwitterなどからお知らせください。詳しい内容が知りたい方は本書をお買い求めください(笑) すかしば No.66 大生唯統(2019)鳥取県初記録のマルグンバイ.すかしば,(66):18-19. 県下初記録のマルグンバイを鳥取市と八頭町から報告。隣県の島根県では隠岐島後と本土の5市町7地点から記録されていることから、本県においても広く分布していると思われる。

大生唯統(2019)鳥取県におけるウデワユミアシサシガメの記録.すかしば,(66):19.

県下初記録と思われるウデワユミアシサシガメの報告。夜間、湿田近くのチガヤ群落の根際を掻き分けて得た。

大生唯統(2019)鳥取県八頭町(扇ノ山)におけるクワヤマハネナガウンカの記録.すかしば,(66):19.

県下初記録と思われるクワヤマハネナガウンカの記録。従来、山陰地方では島根県雲南市からの1例のみ。

大生唯統(2019)鳥取市でナガヒョウホンムシを採集.すかしば,(66):20. 鳥取市からナガヒョウホンムシを報告。県下に普通に産すると思われるが、文献記録は見出せなかった。本種の幼虫はクモの卵を食べて育つ*ことが知られている。*千国安之輔(1983)クモの一生.偕成社,80pp. 大生唯統・松井悠樹(2019)鳥取市におけるウマノオバチの追加記録.すかしば,(66):20-21. 鳥取市の2地点より本種を報告。ウマノオバチはhttp://nh.kanagawa-museum.jp/files/data/pdf/bulletin/47/bull47_59_66_kaga.pdfで、ミヤマカミキリの蛹に寄生することが明らかになっている。

とりあえず5報。「報告するもののチョイスが渋いね~」と某氏からお褒めの言葉(?)をいただきました。これからもその辺の昆虫を丁寧にやっていきます。

ではでは。


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