オオヒョウタンゴミムシに関する文献です。(随時更新:2019.4.16-)
海浜性甲虫の中でハンミョウ類と双璧をなす人気の虫(知名度はウスバカゲロウ類か)にも関わらず生態学的知見が少ないです。
飼育系も確立されていないようです。
・鳥取県
細木正男(1993)オオヒョウタンゴミムシ.鳥取県のすぐれた自然:140-141.
鳥取県西部では子供たちがオオヒョウタンゴミムシのことを「コッテ」と呼び、2匹を木箱に入れて戦わせる遊びがあった(要約)。
・京都府
石田裕(1953)京都附近産歩行虫目録 昆虫の科学 京都昆虫同好会 1(2): 12-21. 伊藤昇、高橋敞、水野弘造(1997)京都府産オサムシ科および近縁科甲虫目録 関西甲虫談話会資料 (11): 1-59. 安川謙二(2000)京都府北部における海浜性甲虫について(夏期編) Insect 丹後・若狭 (69): 1-2.
*いずれも筆者未見、京都府レッドデータブックより。
・その他
Shun Takagi, Wataru Toki, Akira Yoshioka(2016)Invasion of the redback spider Latrodectus hasseltii (Araneae: Theridiidae) into human-modified sand dune ecosystems in Japan.Applied Entomology and Zoology, Vol.51:43-51. 知多半島の砂丘でセアカゴケグモにオオヒョウタンゴミムシが捕食されているとか(アブスト読んだだけ)。
ではでは。